初心者の不動産投資に必要なこと、それは情報収集と常時考える事
初めて不動産投資をしていこうと、お思いのあなた。まず、考えるとすれば・・
「ミドルリスク・ミドルリターン」で投資分野でも、軌道に乗せれば不労所得も夢ではないですが、その前に、正しい不動産投資の知識を身につけ、自分のアタマで常に時代を読み考えていく必要があります。
まずは、本での学習で知識をつける事は、レバレッジ効果が高い!
最初に、初心者が不動産投資について知識を深めるためには、どうすればよいでしょうか。多いのは、不動産業者のセミナーやイベントに参加して、比較検討するパターンでしょう。
しかし、勧誘目的で、不動産業者の都合で話すことが多く、つい、鵜呑みをして、他者依存になり、間違った判断をしがちです。また、自分の都合に合わせることが難しく、検討機会を逃してしまうことも珍しくありません。
不動産投資用の本なら、成功体験や重要な情報を、高くてもたった数千円で購入することができ、自分のペースで、いつでも学習できますし、レバレッジ効果が高いのです。
初心者 おススメの不動産投資の本 10冊
不動産投資の知識を学ぶのであれば、まずは分かりやすい初心者向けの本を買うことをおススメします!不動産は専門用語が多く、いきなりのレベルの高い専門書では理解するのが難しいです。
まずは、不動産投資の流れをつかむことが大切。
不動産投資の関連する本は、けっこうな数あり、どれをえらべばよいか迷うもの。
そこで、初心者向けに書かれた、有益でわかりやすい不動産投資の本 10冊ご紹介いたします。
おすすめ本1:世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生
さまざまなジャンルの不動産コンサル案件を計5,000件以上こなされてきた、不動産鑑定士の浅井佐知子さんが書かれた不動産投資の入門書です。
なるべく専門用語を使わず、物件探しから購入・運用にいたるまで各ステージでわかりやすく図解入りで、学習できるよう工夫がされています。
不動産鑑定士の方が書いているだけに、公正中立な立場で、不動産投資のリスクをしっかり理解したうえで、初心者のかたが、どう始めていけばいいか説明されていますので、安心で有益です。
おすすめ本2:初心者から経験者まですべての段階で差がつく!不動産投資 最強の教科書―投資家100人に聞いた!不動産投資をはじめる前に知りたかった100の疑問と答え
30歳で、ブラック企業でワンマン社長からパワハラにあい、うつ病をわずらい休職に追い込まれ、その逆境から不動産投資で成功された鈴木宏史さんの本です。
異色の不動産鑑定士の資格を持ち、投資家としても活躍され、不動産投資情報サイト「楽待」の人気コラムニストです。
こちらの本も入門書となりますが、不動産投資をするにあたって、投資家100人に聞いた経験頻度の高いケースのQ&A方式の構成になっていますので、わかりやすいですよ。
また、投資家として経験談も交えていますので、リアルな場面でどうすればいいのかがわかり即実践できます。
おすすめ本3:知りたいことが全部わかる!不動産の教科書
不動産投資では、不動産そのものの事前調査を、業者にまかせるのではなく、自分で調べることが大切!
そこで、紹介したい本が 「知りたいことが全部わかる!不動産の教科書」です。もともとは、不動産業界の実務知識をわかりやすく書かれた本ですが、投資家の方も知っておけばソンはない1冊。
不動産における現地調査の基本、役所での調査の基本、謄本、公図などの重要書類の見方、住宅ローンの進め方など、基本的なことですが、確実に学びたい内容が記載されています。
おすすめの本4:現役融資担当者がかたる 最強の不動産投資法(信長出版)
大手都市銀行で不動産融資を担当され、現在、不動産投資家としても活動されている河津桜生さんの本。
不動産投資で欠かせないのが、銀行からの融資。その融資する側とされる側の両方を見てきた著者が、投資家のステージの初級、中級、上級に分けて不動産融資を受けるための指南をしています。
銀行融資を受ける方の属性や、融資担当者との付き合い方、また融資担当者の考え方や姿勢など、実戦で、どのように融資が進められているのかを理解しながら、銀行融資の本質を学べます。
おすすめの本5:一級建築士が教える 買ってはいけない収益物件の見分け方
収益用不動産の個人むけ資産運用会社「武蔵コーポレーション」代表の大谷義武さんと一級建築士であり、建築部部長の小林孝弘さんが書かれた収益用不動産の見極め方にフォーカスした本です。
表向きは立派に見える収益用不動産ですが、業者の強引な営業や、不正な融資によって、価格が高いわりに低い収益の物件を購入してしまうケースが後を絶ちません。
そこで不動産投資で重要なのが、物件選定の知識です。そのなかでも、不動産的調査(立地判断や物件価格など調査)も重要ですが、初心者で難しいのが建築的調査。
「どんな観点で調査すべきか」
「どんな物件を買ってはいけないか」
「どんな物件が修繕して収益につながる物件になるのか」
実際の物件写真を交えながらわかりやすく解説。物件の重要な視点がこの本で理解することができますよ。
おすすめの本6:不動産投資のお金の残し方 裏教科書 税理士大家さんがコッソリ教える
不動産投資で必要な知識の1つ。それは税務の知識。
税金の知識があれば、不動産収入は大幅に改善されます。本書では、会計事務所代表で、税理士の石井彰男さんが、自身も不動産投資を行っている経験と税務申告業務の両輪で、「いかにお金を残すのか」解説しています。
不動産投資で重要なのは、出口戦略。このゴールまでにいかに、節税を行い利益を生みつづける物件並びや運用するにあたってのお金の管理をすべきか、しっかり学べます。
節税・消費税還付など不動産にかかわる節税方法は必見です。
おすすめの本7:不動産投資専門税理士が教える 不動産投資の「収益計算」 本格入門
税理士・コンサルタントの稲垣浩之さん、1級FP 宅建士で不動産投資家の中川理さんによる不動産投資における収益計算の入門書。
大半の大家さんが、収益不動産の確定申告や財務管理を税理士に任せてしまいがちですが、投資家である以上、自分で収益の管理を行いたいものです。
そこでおススメなのが本書。無料特典であらかじめ用意されている「収益計算シュミレーション」(Excel形式)に入力するだけで、購入、賃貸、売却あらゆる場面で役立ちます。
業者が提案するもので「事業計画書」があります。
高利回り物件といって勧めようとしますが、同じ利回りでも、単純に総費用から年間家賃収入を割った「表面利回り」と、表面利回りから税金や諸費用を引いた「実質利回り」があります。
はたして、どちらで勧めているのかのかによっても、ソンかトクかがわかりますので、収益計算の知識もしっかり学んだ方が良いですよ。
ちなみに、個人のみならず法人の節税対策も含めた収益計算シュミレーションができる同著の実践編も出版されてます。あわせて読むことをおススメします。
おすすめの本8:空き家・古家不動産投資で利益をつくる
不動産投資で、よくあるアパート、マンションなどの1棟まるごとの投資となると、数千万円~数億円という多額の銀行融資の借り入れが必要になりますので、それなりのリスクと属性を見極める必要があります。
そんな中で、低額、小予算で始められるということで注目されるのが「 空き家・古屋 不動産投資」。全国には空き家・古屋が800万戸あるといわれています。
空き家・古屋を、リノベーションをし再生すれば、収益計算しだいで高利回りな収益不動産に生まれ変わる可能性を秘めています。
主に、中小企業経営者、個人事業主向けに書かれた本ではありますが、サラリーマン投資家の方も十分参考になる内容が盛りだくさん。
本書の著者は、一般社団法人全国古家再生推進協議会理事長 大熊重之さん。自身も 空き家・古屋 投資で4 年間で資産1 億5000 万円、年間家賃収入1500 万円にした実績があることから非常に参考になります。
おすすめの本9:確実に儲けを生み出す 不動産投資の教科書 (アスカビジネス)
アクセンチュア(株)で会計・経営コンサルの業務経験があり、現在、姫屋不動産コンサルティング(株)代表をしている姫野秀喜さんの著書。
不動産投資業を本格的に始めるにあたって、物件調査、買い付け、銀行融資、管理、売却に至るまでの基本的な流れを学ぶことができます。
そのうえで、
・良い物件の入手できる「1000.30.3.1の法則」
・現地写真を「5W1H」で情報量多く撮る方法
・満室経営を実現する「良い管理会社」のみつけ方
・1%の優良物件を見つける方法
など、年間100件に及ぶ実地調査、高い問題解決力による不動産経営のノウハウが凝縮されている本になります。
おすすめの本10:世界一やさしい アパート一棟不動産投資の実践帖 1年生
新築アパートの不動産投資に関して、その魅力と分かりやすく具体例・実例交えて解説している本。
モデルケースを見ながら、どのようなキャッシュフローになるか学習できるとともに、読者特典でシュミレーションをが算出できるエクセルシートや事業計画書のサンプルなどあるので、実戦で行う時も迷うことなく行えるので、非常に有益です。
他にも
・利回り計算機
・融資打診に必要な収入
・不動産投資にあたっての適正診断
・使える銀行一覧と融資状況
・建築会社を通さず、自分で建てる方法
など、実戦で把握しておくと大変便利な情報も入手できます!
まとめ
不動産投資は、しっかりした基礎学習から
いかがでしたでしょうか。書店では、たくさんの不動産投資本が売られていますので、どれを選べばよいか分かりづらいと思いますが、大切なことは、不動産投資の基本をしっかり深く学ぶこと。
基礎を理解しないで、高利回りの不動産があるといって、業者に言われるままにすることが、いかにキケンかということが、おすすめの10冊を読んでいただければ理解できるはず。
自分の目で、現地を見て、確かめて、事業計画が本当に適正か収支計算したうえで、専門家の意見を参考にする方が、投資リスクを大幅に回避することができ、長期安定的に不動産投資ができるのです。
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